シネマランキング2018

(2019.01.02追記3)

一緒に観た人に指摘されてもう一本観てることを思い出した。岩波ホールの「ゲッベルスと私」。新作じゃないといえばそうだけど。これでちょうど20本。だいたい例年と同じペースでしたね、つまり(苦笑)。

 

(2019.01.01追記2)

2018年大晦日に「ボヘミアン・ラプソディ」を観れたので追加します。これで2018年の新作映画館鑑賞は19本かな。

 

(2018.12.29追記)

filmarksを見直したらblogに書いてないけど観た映画を2本思い出しました。レビューはないけど、ランキングには追加しておきます。

 

(以下本文)

観てる本数が少なすぎるので今年はやめようかとも思ったのですが、やっぱりこれやると改めて映画のことを思い出せるので。やってみよう。例年通り、映画館でみた新作限定です。順位はあくまでも私の好き嫌いです。blogに移行して自分の記事へのタイトルへのリンクができるようになったようなのでそれを使ってみます。では。

 

第1位 希望のかなた - chabo72の日記

改めて思い出しながら考えてみると今年一番好きな映画はこれだっかも。圧倒的な映像美。物語の内容の深さ、やさしさ、厳しさ。カウリスマキのマジック。

 

第2位 スリー・ビルボード - chabo72の日記

映画としての完成度が一番高いのはこれでは。シェイプ・オブ・ウォーターもよかったし、デルトロ大好きなのでいいんだけど、それでもアカデミー作品賞はこちらだったのではないかと思います。

 

第3位  ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 - chabo72の日記

ラストシーンでのガッツポーズはこれが一番。超重量級の役者たちの大熱演も印象的だけど、それを引き出した製作者たちの熱意が画面に溢れ出ている、熱い映画。

 

第4位 アリー/ スター誕生 - chabo72の日記

ラストシーンでの号泣はこれが一番。ガガ様もすごかったけど、ブラッドリー・クーパーの風態と監督としての手腕に敬意を表して。

 

第5位 シェイプ・オブ・ウォーター - chabo72の日記

というわけでアカデミー作品賞で、いわゆるSF、ファンタジー系の作品が受賞したこと、なかでも我らが!デルトロが評価されたことはとても嬉しかったんだけど、私のなかでの作品としての「好き」の順位はこのあたりかなーと。

 

第6位 カメラを止めるな! - chabo72の日記

観た瞬間はもう今年はぶっちぎりでこれ、最高!!好き!!大好き!!超好き!!ってなってたけど、いま思い出してみるとこれぐらいな熱量で。。。なんでだろ。

 

第7位 リメンバー・ミー - chabo72の日記

美しかったねえ。テーマも素晴らしかった。今の時代につくられるべき映画を着実に、しかも楽しく作れてしまうピクサーの凄み。

 

第8位 ボヘミアン・ラプソディ - chabo72の日記

最後の最後に観れました。確かにすごい映画。だけど私としては「アリー」のほうが好みなのです。

 

第9位 キングスマン:コールデン・サークル - chabo72の日記

楽しかったねえ(笑)。作品としては前作のほうが好みですが、今回もエンターテイメントとして存分に楽しませていただきました。

 

第10位 残像(レビューなし)

アンジェイ・ワイダ最後の作品。ポーランドの前衛芸術家、ヴワディスワフ・ストゥシェミンスキの物語。なんで感想を書きそびれたのか謎だけど、素晴らしい映画だったのです。

 

第11位 私はあなたのニグロではない - chabo72の日記

観てきたばかりということもあるけど強く印象に残った。ボールドウィンの著作、実は未読なのでぜひ読んでみようと思っています。

 

第12位 万引き家族 - chabo72の日記

これまであまり得意でなかった是枝作品ですが、この映画は良かった。安藤サクラの圧倒的な存在感(朝ドラの安藤サクラは怖くて観れません^^)

 

第13位 泣き虫しょったんの奇跡 - chabo72の日記

将棋版ロッキー!!奨励会退会後の復活劇の方にもう少しボリュームを割いてくれてたらさらに好みだったかなー。

 

第14位 ラジオ・コバニ - chabo72の日記

小作だけどとてもキュートな映画。たとえ戦時下であってもおしゃれをやめない、恋を諦めない女性たちに強く共感。

 

第15位 ゲッベルスと私(レビューなし)

こちらレビュー書きそびれてたせいで忘れてた。。。岩波ホールで観たのでした。ヨハン・ゲッベルスの秘書だった老齢の女性の告白。ショッキングな映像を織り交ぜて。前に読んだ強制収用所の所長をしていた人の独白録と同じく、彼女も私は「仕事」をしていただけだと主張する。仕事とは。。。

 

第16位 デトロイト - chabo72の日記

ここからは好きなところもあるけど、やや抵抗があるところもある映画かな。キャスリン・ビグローの映画はどうも。。

 

第17位 港町 - chabo72の日記

想田さんの観察映画、演劇以外は全部観てるつもりだけど、本作はちょっと物足りない印象がありました。

 

第18位 顔たち、ところどころ(レビューなし)

JRとアニエス・ヴァルダ。二人の旅を追うロードムービー風のドキュメンタリー。JRはたぶん現在、世界で一番モテるアーティストなのでは!! 親子のような二人がかわいい。ただJRって、TEDがすごすぎたからなんだけど、どうしても他の映像作品がなんかいまいちにみえて。。

 

第19位 ガザの美容室 - chabo72の日記

うーん、映画としてねえ、ちょっと出来が悪かったかなと。密室会話劇はやっぱり基本コメディじゃないとつらくなってしまう。。

 

第20位 グレイテスト・ショーマン - chabo72の日記

最下位。フリークスの扱いが雑すぎ。今年一番モヤった映画。

 

はー、たったの16本(追記:18本でした)(追記2:19本になりました)(追記3:20本でした)かあ。少なすぎ(追記3:じゃなくてだいたいいつもどおりでした)!!とはいえやっぱり今年も素敵な映画との出会いがありましたなー。ベスト3までとか、どれも大傑作よね!!

あとは今年はネットとかDVDで映画を観ることが増えて。そちらでとんでもなく素晴らしい映画に出会ったり、ずっと見逃してた映画を観れたり。とても楽しい体験ができました。便利な時代よね。

とはいえやっぱり映画館で映画を観ることが大好きなので、来年も似たようなペースにはなると思うけど、可能な限り映画館にも通い続けたいと思います。ちゃお。