FC東京 3-2 名古屋グランパス

いやー、つおいなー、我らが東京!!ひゃっはーーーー!!

先週水曜に無敗の広島(JFK)をやっつけて、いったい何年振りか、思い出せないほど久しぶりの「好調」を維持しているFC東京。今のアーリア、じゃなかった、名古屋に負けるとは思ってなかったけど、それにしても強い勝ち方だったと思う。

もちろん、分かり切ってるセットプレーに一度ならまだしも二度もやられたのは反省点。あんなん事故みたいなもの、とは思うけど、二回やられちゃいかんよね。

ただ、それ以外のシーンではほぼ完璧に試合をコントロールできたのではないだろうか。小川に替えて太田ということで、まーた足元でもらいたがって攻撃が停滞するのでは、と心配したんだけど、永井とディエゴがつくりだしてくれる前への推進力は衰えなかった。永井はほんとにすごいね。あんだけ走ってくれると守備も攻撃も勢いがでる。前から前からチェックに行って、苦し紛れにでてくるボールを中盤で刈り取らせて。そしてボールを取った次の瞬間にはもう前のスペースに走ってる。橋本と高萩のダブルボランチもとてもいい。二人とも自力で相手をひとりは剥がせるから攻撃に移るときにほんの少しの余裕が生まれる。そしてここぞというタイミングで走り込んでくる室屋。いやー、なんでしょう。まともな監督がいる、戦術があるというのは、こんなにもサッカーを変えるものなのでしょうか。

個人的には昔から大好きだった橋本拳人がゲームキャプテンを務めていることにも感動。すっかり中盤のまとめ役になってますね。おじちゃん感無量。。。ゲームを適切に後押しするスタジアムの雰囲気も素晴らしかったと思う。タダ券ばらまいての25,000人は寂しい数字だけど、この雰囲気を味わった人はきっとまた味スタに来てくれるのではないだろうか。

「浮かれないでください」という誰かさんの名言を思い出すけど、さすがにこれは浮かれちゃうでしょう!!セクシーな試合でした。