君の名は。

新海誠監督はまったく未体験ですが、話題になってたしね。「転校生」と「時をかける少女」というおじさんたちにとっては金字塔になっているふたつの映画のアイデアを掛け合わせてるんでしょ、どんだけ大胆なの!!ということで世間で騒がれたタイミングからはだいぶ遅れてしまいましたが11月7日に鑑賞。映画館で映画を見るのが久しぶりすぎて、もう映画館に居れるだけで幸せすぎて、大甘の評価になってしまったけど(filmarksで4.5 ※追記:あとでさすがにこれは高すぎると思って修正しました苦笑)、いや確かによく出来てると思います。お話の根底(プロット)が破綻しているのはSFファンとしてはもうちょっとなんかこう、考えたほうが、、、とは思いますが、破綻してる部分も含めてお話としてのドライブ感はあったし、なにせ絵が抜群にきれいだし、主人公たちも脇役もキャラクターがとても魅力的だし、私は十二分に楽しめました。少なくとも細田守さんよりは好きだな。
それにしても日本のアニメってほんとにレベル高いよね。ディズニー(ピクサー)も過去最高を更新し続けてすごいことになってるけど、ジャパニメーションも決してそれに負けてないというか。私もポストジブリを危惧する老害のひとりでしたが、どこかで「実はジブリこそが若い才能の出現を阻んでいたんだ」って感じのtweetを見かけて、なるほどそうなのかもと思い直したりしています。