2018-01-01から1年間の記事一覧

シネマランキング2018

(2019.01.02追記3) 一緒に観た人に指摘されてもう一本観てることを思い出した。岩波ホールの「ゲッベルスと私」。新作じゃないといえばそうだけど。これでちょうど20本。だいたい例年と同じペースでしたね、つまり(苦笑)。 (2019.01.01追記2) 2018年…

私はあなたのニグロではない

年末恒例、駆け込みで映画を観るよ。28日はUPLINKで「わたしはあなたのニグロではない」。 アメリカ黒人文学を代表する作家であり、60年代公民権運動の中心だったジェームス・ボールドウィンによる原作の映画化。メドガー・エヴァース、マルコムX、そしてマ…

2018年ふりかえり

facebookに載せたものの転載です。 朝3時に起きてこつこつと今日の午前の打ち合わせ資料を作っておりまして、資料はできたけどいまさら二度寝する時間でもなく。つらつらと今年の振り返りなど。 まあとにかくいろんなことがあった一年でありました。2月だ…

アリー/ スター誕生

TOHOシネマズ日比谷にて。予想以上に面白かった!!久しぶりの映画がこんなに贅沢な映画で大満足。 filmarksにはブラッドリー・クーパーもすごかったけど、とにかくガガ様がすごい!!ということを書いたんだけど、こちらではブラッドリー・クーパーの素晴ら…

名古屋グランパス 1-2 FC東京

ひさしぶりに勝ったーーーー!!試合開始から前試合よりはるかに出来がよく、ディエゴ先生、やっぱり永井と組んでるときが一番やりやすそう、と思いながら見ていたのですが、前半途中から試合は硬直。眠たーくなりつつ、それでも後半の入りも悪くなく。大森…

FC東京 0-2 清水エスパルス

ほんとうに久しぶりのスタジアム。懐かしいあの人やこの人が帰ってくる「OB戦」はもちろん気になっていたのですが、もととは自分が統括しているイベントの開催予定日で、行ける可能性なかったのですっかり忘れてまして。雨でイベントが中止になった(という…

泣き虫しょったんの奇跡

監督の豊田さんとはよく一緒に飲む、というか近所の飲み屋でよく一緒になる間柄で、普通に映画を観に行くよりはるかに緊張したわけですが、、ところどころ癖のある演出もあるものの全体的にはすごく正統派というか、王道を行く演出、映画で、クライマックス…

耳下腺腫瘍入院顛末記

今年(2018年)は大幅に遅れてやってきた厄年なのか、5月に父が死んだのもそうだけど、私自身もハゲたり腫れたり大変で。改めてまとめてみる生まれて初めての入院顛末記。そもそものケチのつき始めは昨年末からの歯痛。毎度おなじみ秋の激務をこなすなか、…

映画館でみたものではないけど

基本的に映画館で観た映画はどんなに短くても何かしらここに感想を残すようにしていて、逆に映画館以外、レンタルとか、オンデマンドで観たものは何も書かないことが多いのですが。このところありがたいことにオンデマンドで映画を観る機会も増えておりまし…

ミッション:インポッシブル フォールアウト

みんな大好きトム・クルーズ。今回もほんとうに頭が下がるというか、なぜそこまでやれますか??やれてしまうんですか??夏休みにでかいスクリーンでみる映画として、つまりはエンターテイメントとして、大変楽しかった。ただ。。個人的な好みとしてはロー…

カメラを止めるな!

最高かよ!!という以外に何かを書くのをためらうけど、なるほど、これは面白いわーー。最近あまりに忙しくて。宇多丸さんのタマフルとか、町山さんの週間映画時評とか、まったく聞けてなくて。それでも評判の高さはだけはかろうじて知ってました。が。「ゾ…

ガザの美容室

題材が題材だけにすごーく期待してたけど映画の出来としては残念というべきかと。基本、ワンシチュエーション密室劇はコメディに強い人の方が向いてるよね。シリアス調だと退屈になってしまいがち。脚本も、その前提になる人物造形もイマイチ深みが感じられ…

日本2-3ベルギー

いやー、素晴らしい試合でしたねえ。善戦しても一歩届かない、、という課題からすると「相変わらず」という評価も可能だと思うけど、まあでもこれだけの試合ができる!という好感触のほうが強く残りましたよね。前半は柴崎があんまりよくなくて、きっちり研…

日本0-1ポーランド

ちょいと遅れ気味ですが、色々と物議を醸したポーランド戦について。twitterにも書いたけど戦前、西野は嫌い、顔が辛気臭いから、とか理由にもならない理由で西野さんをdisってた罪滅ぼしも含め、おれは全力で西野さんを擁護するよ投稿。どこから書き出すか…

日本2-2セネガル

こんな立派な試合を見させてもらって。。。おじさん、今回のワールドカップ、始まる前から「今回は普通に三連敗でしょ」とか「若手起用しないのまじ残念」とか「西野きらい」とか、ネガティブなことばっかり言ってましたが、ほんとごめん。ごめんなさい。 コ…

万引き家族

映画秘宝でも絶賛された「空気人形」が嫌いで、是枝さんの映画はどうも優等生すぎて肌にあわない、と思っていたのですが、この映画はさすがによく出来てました。安藤さくらはほんとにバケモノだな。 やや説教くさい、とは相変わらず思うけど、ディテールまで…

ワールドカップ開幕前に

自分でもびっくりするぐらい今回のワールドカップに興味がわかなくて、、、史上最低のランキングで迎える今回の日本チーム。特段の期待はもちろんないし、普通に三連敗で終わるんだろうなあと思ってて、そんな白けた顔のじじいの予想なんかひっくり返してく…

ラジオ・コバニ

ゆっくり感想とか、クルドのこととか書きたいんだけど、どうにも時間がないので、とりあえずfilmarksにあげたものを転載。前に難民問題を考える勉強会をやっていたことがあって、その時にクルドのことは随分調べたなーと思い出した。いろいろ思ったことある…

FC東京 0-0 コンサドーレ札幌

今年は強い東京。ただ札幌も強かった。なんだかんだでミシャは良いチームをつくりますね。どこにいっても。スコアレスでも面白い試合でした。

父のこと

5月5日、5:40、父が他界した。直接のきっかけになったのは4月13日。退職後、熱心に通っていたスポーツジムに原付バイクで向かう途中での転倒である。もともとパーキンソン病があり、歩行に困難があったことから、近所でも原付バイクを利用していた。転倒して…

FC東京 3-2 名古屋グランパス

いやー、つおいなー、我らが東京!!ひゃっはーーーー!!先週水曜に無敗の広島(JFK)をやっつけて、いったい何年振りか、思い出せないほど久しぶりの「好調」を維持しているFC東京。今のアーリア、じゃなかった、名古屋に負けるとは思ってなかったけど、そ…

港町

金曜の夜がぽっかり空いて。何かやってないかなーと検索したら会社から一番近い映画館(イメージフォーラム)で想田さんの新作が上映されていた。ありがたい。なんだかんだで「演劇」以外は全部見てる想田さんの「観察映画」。今回の舞台は岡山県瀬戸内市、…

清水エスパルス 0-1 FC東京

ビバ長谷川監督。なんだか知らないうちにリーグ2位とのこと。ベストバランスを見つけるのには多少時間がかかったかけど、開幕、浦和戦のときに感じた、ようやくサッカーがまともになった、という感想にようやく結果が伴ってきた(ややこしい)という感じで…

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書

さすがのスピルバーク、さすがのメリル・ストリープ、トム・ハンクス。2時間を切るタイトな編集(前半のテキパキっぷり!!)なのに、それぞれの人物の葛藤、正義、すべてがきちんと伝わってくる。社会派のシリアスな内容でありながらエンターテイメント性…

グレイテスト・ショーマン

TOHOシネマズ日比谷のでかいスクリーン初体験。素晴らしい映画館!映画自体も音楽とか美術とか、たしかに良かった。けど、お話はなあ。バーナムが天才なのはいいとして、それにしてもバーナムとフリークスたちが舞台を作り上げる過程がまるっと省略されてし…

リメンバー・ミー

ピクサーは相変わらず隙がない。お話としては(いつも通り)行って帰ってくる話。ただ(これまたいつも通り)脚本の練り上げは完璧だし、死者の国のビジュアルも圧倒的。その他、例えばギターの音と運指までぴったりあわせてあって。細かいところまでほんと…

デトロイト

感想書くの忘れてた。。キャスリン・ビグローは日本で注目を浴びるきっかけとなった「ハート・ロッカー」がとても苦手で、なんというか、信頼していない監督。でもなぜか毎回観てしまうのは、毎回テーマがタイムリーだから。今回もまるでトランプ政権の誕生…

スリー・ビルボード

大傑作だった。ぎりぎりの緊張を保ちつつ含蓄に富む脚本。魅力的なキャラクター設定と台詞を活かしきる素晴らしい演技。いまどき120分を切るタイトな編集。せつなくも美しい音楽。一緒にみた友人も言ってたけど、ほんとうに映画として1秒も無駄なところがな…

シェイプ・オブ・ウォーター

僕らのデルトロの最新作。SF・ファンタジー系では異例のアカデミー賞最多ノミネートというこれ以上ない前評判。期待半分、不安半分だったけど、なるほどギレルモ・デル・トロの真骨頂というか、これまでのキャリアの集大成と呼べる作品に仕上がっていたと思…

FC東京1-1浦和レッズ

2018シーズンもついに開幕。開幕戦ぐらいは行きましょうよと思っていたのですが、この日しかできそうにない親知らずの抜歯を午前中に入れてしまい。施術自体は30分ぐらいと聞いていたので、よほど運が悪くないかぎり午後のサッカーぐらい見に行けるだろうと…