2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧
久しぶりに本のことも。久しぶりに何かを書きたくなる本だったから。堀江敏幸さんの本は初めて読んだ。薦めてくれた友人に感謝。とても好みの本だった。とても静かな、静かな小品が並ぶ連作短篇。ひとつひとつの物語は独立しているようでいて、「雪沼とその…
ゴージャスな映画でした。冒頭の大きな船の修理ドックからしてすごいんだけど、なんだあれ、どうやって撮ってるんだろう。お話としては原作からしてあまり好きじゃなかったりするんだけど(好きじゃないというか、あまりにもキリスト教教義色が濃いのがね、…
久しぶり(たぶん初回以来)の恵比寿映像祭。最近、昭和初期の歴史に関する本をまた読みあさっていたこともあり、冒頭の「写真週報」はとても興味深かった。1945年に向けて段々と表現がストイックに、悪い意味での真剣さに満ちていく感じも怖いけど、そ…
要するにアメリカ版のドラえもんなんでしょ。ダメ男子の友情と成長のお話なんでしょ。それはどうみても私の大好物じゃないですか!!と思ってようやく観に行ったのですが。まあなんというか、面白かった。面白かったけどねえ、大騒ぎして応援したくなる映画…
こちらも新美術館で。あ、そういえばこの日はワタリウムから新美術館まで、青山墓地を抜けるコースをお散歩したんだけど、あのあたりのお散歩は楽しいねえ。墓地が台地にあることが歩いてみると良く分かる。アーティスト・ファイルについては一応毎年観てい…
文化庁芸術家在外研修の成果。こちらも最終日の駆け込み。見慣れた作品が多いのは良いことでもあるのかな。在外研修制度の評価という意味で。ちゃんと活躍している人がコンスタントに出てるってことだもんね。作品の力としてはやっぱり塩田さんが図抜けてる…
忘れないうちに最近見たものをぱぱっとメモ。ワタリウム美術館での坂口恭平展は最終日の駆け込み観覧。でも観に行って良かった。なにはともあれ、彼のような奇人がまだ現代にいることに希望のようなものを感じる。押し並べて無難な人、無難な表現が多いこの…