2015-01-01から1年間の記事一覧

ストレイト・アウタ・コンプトン

80年代末期に登場し、世界を席巻したギャングスタラップの創始者N.W.A.を描く伝記ドラマ。私は当時はアメリカよりヨーロッパ、もっと簡単にいえば同時期の音楽としてはストーン・ローゼスとかプライマル・スクリームとか、いわゆるマンチェ方面の方が好きだ…

恋人たち

樋口監督の新作となれば観ないわけにはいかないわけですが、秋の繁忙期にかぶってしまい、年末ぎりぎりでやっと鑑賞。なるほどねえ、これは絶賛されるわけだ。とにかくオーディションで選ばれたという3人の主役が素晴らしすぎる。当て書きの脚本。脇を固め…

シネマランキング2015

今年もやってみよー!!えっと、今年は36本かな。このブログの映画タグになにかしら書いてるものだけなので、何か見落としあるかもですがナンバーワンはもうぶっちぎりで悩む余地なくてむしろ別格というか場外ホームラン、本気でここ十年で一番ぐらいの気持…

スターウォーズ フォースの覚醒

先行予約のチケット争奪戦には参加せず。すっかり初日観劇など諦めていたのですが、いざ当日になればぜんぜん余裕で取れることが判明。ならばとしっかり初日に行ってきました。なにを言ってもネタバレになるので感想は控えておりましたが、、、とりあえずみ…

リトルプリンス 星の王子さまと私

ストップモーションアニメーションは大好物です。予告編でとても好きな質感の絵を見て、そしてもちろん、サン=デグジュペリの原作は大好きで。娘を誘って二日連続のバルト9へ。号泣しました。大人になんかならない。ほんとうに大切なものは何か。そうした…

慈しみの女神たち/ジョナサン・リテル

上下巻あわせて約1000ページ。二段組。改行もほとんどなくびっしり埋まった紙面。そして大量の脚注。とりかかるのに勇気のいる本。いまは週末ぐらいしか本を読む時間がないこともあり、読了まで2ヶ月近くを要してしまいました。でも面白かったー!!えっと…

007 スペクター

実に9月以来の映画。前作「スカイフォール」が映画史に残る大傑作だっただけに、期待もありつつ、いくらなんでもあれを超えてくることはないだろうとも思いつつ。一本の映画としての完成度はやっぱり「スカイフォール」のほうが上だと思います。ストーリー…

FC東京0-0サガン鳥栖

2015シーズン、最終節。勝てばCSとACLがついてくる、大事な大事な最終節。まずはそんな状況で最終節を迎えることができたことを評価しなければならないだろう。しかし結果は、勝ち点で並びながらもその二つをガンバに譲るという厳しいものだった。マッシモの…

FC東京3-4浦和レッズ

大変残念なことにいまや向こうさんとしては特別に東京を敵視することもないのだろうが(監督や選手はもちろん、サポーターからみてもいまの東京はただの「安パイ」なんだろう、くっそくっそ)、やっぱりスタンドの雰囲気も含めて、とてもフットボール的な興…

FC東京1-2湘南ベルマーレ

難敵、広島を下してシーズン最終盤を迎えた東京。この時期まで何かしらの夢が見れるというだけでも大変な贅沢だが、ここまでくるとやっぱりACLやら、チャンピョンシップやらも気になるわけで。近年どうしても勝ちきれない浦和との直接対決に勢いをつけるため…

FC東京1-0松本山雅FC

所用ありキックオフには間に合わず。自宅ではなくスタジアムに向かえば後半20分ぐらいからは見られそうだったけど、まあそこまでしなくてもいいかと自宅へ。基本スタジアム原理主義者なのでそういう風に思うことはあまりないのですがね〜。いまの東京の試合…

キングスマン

「キックアス」のマシュー・ヴォーン監督、「シングルマン」「英国王のスピーチ」のコリン・ファース主演、スパイアクション映画という時点でもう僕が嫌いなわけなくて。期待どおり、いや期待以上に男の子の夢と過去の名作映画へのリスペクトが詰め込まれた…

横浜Fマリノス1-0FC東京

試合後は珍しく大ブーイングだったみたいだし、ネットでもみんなぼろくそいってるし、後半シュートゼロってのはあまりにもあれだし、まあ確かに面白い試合ではなかったと思いますが、少なくとも前半は両者ともに運動量豊富だったし、なつかしの「部活サッカ…

安全保障法案の可決を受けて

内閣法制局人事、憲法改正から解釈改憲への転換。必要な布石を着々と打ちながら最後は露骨に数で押し切る。見事な手際でございました。安倍ちゃんは週末からアメリカ行くんだっけ。いいお土産ができてよかったですね(しね)そもそもは(あまりにもいびつで…

神々のたそがれ

これほど難解な映画も久しぶり。。。ディテールのディテールまで監督の美意識が徹底された映像の美しさはもちろん初見でもわかるのだが、ストーリーに関しては正直、初見ではちんぷんかんぷんという人のほうが多いではないだろうか。だいたい地球人と、えっ…

FC東京3-0ヴィッセル神戸

大事なことなのでもう一度言いますね。3−0。わーーーい。はじめて観るキーパーにドキドキしたけどまずます安定してそうだし、キックは明らかに最近の権田より良いし(といっても権田もデビュー当時はキックが良いと思ったのだが)、序盤いまひとつに見えた…

野火

観なければと思いながらなかなか観れなかった「野火」をようやく鑑賞。噂に違わぬ、強烈な映画だった。 「戦争」あるいは「戦場」というものを体感させる映画として右に出るもののない傑作だと思う。この映画は、およそ戦場にいる兵士として、これ以上ないと…

タノヒトシーケンス 透明な動物たちと夜通し歩き回る

新宿、花園神社の裏あたり。ひっそり佇む画廊の地下、小さなスペースで展開される、小さな小さな演劇。これがとても面白かったのだ。そもそも「タノヒトシーケンス」は「ルールに則ってエチュードをするだけで自動的に物語になるようなシステム」を志向し、…

名古屋グランパス0-0FC東京

退屈な試合でした。あまり気づきたくなかったけど、とはいえうっすら気づいてはいたけど、先週、急に良い内容の試合をしたのはこちらの問題というよりは相手に恵まれてのことだったんだな。ガンバさんに感謝しなきゃ。。。とはいえ年間勝ち点は49でトップ3…

FC東京2-1ガンバ大阪

えっと、ずっとサッカーのことは書いてませんでしたが。開幕戦で川崎に負けて以降は、、、 新潟に勝って、山形と引き分けて、鹿島に負けて、仙台・甲府に勝って、セカンドステージも良い位置に付けているようです。山形戦は梶山、太田、高橋が負傷する苦しい…

マッドマックスについて

最初に見た時はひたすらに圧倒されて「ショージ・ミラーありがとう!!」みたいな感想しか出てこなかった。その後、劇場で4回みて、パンフレットもメイキング本も買って、隅から隅まで読んで、過去の3作のトリロジーパックも買って、久しぶりに観たけどや…

進撃の巨人(前編) アタック・オン・タイタン

いろんな意味で残念。えっと。僕は「片腕マシンガール」とかは大好きでして、井口昇さんとか、特殊効果の西村さんとか、いわゆる「あの」近辺の映画は大好きなんですね。そしてもちろん、町山智浩さんにはとても影響を受けたし、町山さんの映画批評も(最近…

お盆の弟

まったくノーマークだった(最近、こういう映画に詳しい人との会話が減っていて、、、)のですが、盟友に紹介されさっそく劇場に。同じ日に見た「ジュラシック・ワールド」とはあらゆる意味で対極にある映画。予算という面でも、お話のサイズとしても、とて…

ジュラシック・ワールド

初の4DX/MX4Dはぜひこの映画で。と思っていたのですが、お盆の混雑で叶わず。結局、新宿のTOHOシネマズのIMAX 3Dでみたんだけど、、、いやー楽しかった♪笑前作のジュラシック・パークもとても楽しい映画で、でも楽しかった映画だという以外に何も記憶に残っ…

インサイド・ヘッド

冒頭のドリカムがほんとに邪魔で、あれのせいで評価が40%ぐらい下がってしまうのだけど、映画だけでいっても、これまでのディズニー&ピクサー作品の超ハイクオリティぶりに比べるとやや劣るのでは、、、映画の構成自体はいつもどおりの綺麗な3幕構成、行…

ターミネーター:新起動/ジェネシス

ターミネーター2をテレビだけでも10回以上は観ている世代としてはどうしても観ておかねばならない作品。ということで新宿のTOHOシネマズへ。80年代のリブートものが本当に多い今日この頃。本作も、あの80年代の傑作に対するリスペクトが映像の隅々にまで行…

コングレス未来学会議

合わない人には全く合わないだろうけど僕は好き。スタニスワフ・レムの原作は読んでるけどあんまり覚えてなくて。でも世界の多くの人が仮想現実のなかで暮らすようになるという基本的なプロットは(記憶が正しければ)原作通りじゃないかな。入り組んだスト…

川崎フロンターレ2-0FC東京

セカンドステージ開幕。何もできない試合でした。

海街Diary

娘を連れて二子玉川の109シネマにて。Filmarksに知人が「いまこの瞬間の4人をフィルムに収めただけで奇跡」みたいなコメントをしてたけど、まさに至言だと思う。冒頭の長澤まさみからはじまって、綾瀬はるか、夏帆、この3姉妹の、それぞれの個性、それぞれ…

FC東京3-1清水エスパルス

出張にでており満員の味スタでの武藤祭りには参加できず。録画でようやくみました。 なにはともあれ。ファーストステージ2位は立派でした。最後の最後、鳥栖のイモータン・ジョー様じゃなかった豊田様からおこぼれをいただくあたり、昔ながらの「棚ぼた東京…