2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本3−1デンマーク

生涯忘れられない試合になると思う。この試合がどれぐらい重要な意味をもっていたのか、普段、サッカーをご覧にならない方にどう伝えたらいいのだろうか。日本はサッカーにおいては圧倒的な後進国で、子どもの頃の僕たちは、正直、ワールドカップに日本が出…

18倫 アイドルを探せ

毎度おなじみLOVE CINEMA SHOWCASE。今回の特集は城定秀夫さん。これまでの特集でも何本か見たことがあるけど、とても青臭く、シンプルな「ドラマ」を撮る人というイメージがあった。SPOTTED曰く、叙情派。で、この作品もまた城定節全開。特に登場人物、キャ…

日本0−1オランダ

悔しい。だが、これほどまでに悔しいことが嬉しい。Twitterでよく見かける感想。すごく分かる。僕もまったく同じだから。試合の入り方は完璧だったと思う。バックラインでのパスは深追いせず、ある程度引いたところに2ラインをつくって、縦パスを入れてきた…

ワールドカップ雑感

今回はあまり観れてないのよね。でも備忘録的に箇条書き。○ブブゼラってすげえうるさいのな。すてきだ。 ○パクチソン、初戦のゴラッソに震撼。観てる範囲ではベストゴール。 ○日本もよく頑張った。 ○現実路線。 ○マラドーナが好きすぎて死ぬ。 ○マラドーナ教…

パーマネント野ばら

これは女子たちにはヤバイだろうな〜。 僕はもともと女子向き映画が苦手じゃなかったりするけど、これほど露骨に女子向けにつくられた映画を観たのは久しぶりかもしれない。レディースデイだったこともあって(ぼくが見た劇場は男女とも水曜日1000円という素…

アウトレイジ

かっこよかった!!冒頭、黒塗りの車とヤクザが居並ぶところをスーッと動いていくあの画面だけですでにビリビリくる。シネマスコープの良さ、映画独特のあの画角の良さを知り尽くしたカメラ。ピンが寄るタイミング、ボケの具合、全てが完璧。あんな高級な映…

ミラン・クンデラ「存在の耐えられない軽さ」

僕にはひっそりと実は未読だったりする本がたくさんある。いわゆる「こっち側」の人の多くが読んでるのに、実はまだ読めていない本。ミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」もそうした本のひとつで、morieさんの推薦がなければ、そのまま読まずにいた…

ダムタイプ「S/N」

ひとつ前に「六本木クロッシング」全体のことを書いてますが、この展覧会で一番うれしかったのが、ダムタイプの「S/N」を(やっとこさ)観れたこと。すいません。実はこれまで、とっくに観たような顔をしてました(恥。。)作品がつくられたのは1992年。まだ…

六本木クロッシング2010展・芸術は可能か

六本木クロッシングは初回から全て観ている。 しかし、一度も「大満足」と思ったことがない。 作品によって「これは!」と思えるものは毎年あるが、 多くは「なんだこれ?」としかいいようがない作品。 正直、現代アートの一番ダメなところがでてしまってい…

ピナ・バウシュ「私と踊って」

鮮烈。身体表現の可能性。舞台という表現形態の可能性。極限まで省略しながら、極限までイマジネーションを引き出す、魔法のような90分。30年以上も前につくられながら全く色あせない。想像以上にすごかった。面白かった。ほとんどがドイツ語で演じられる舞…

FC東京1−0京都サンガ

ヨングンの日。久しぶりにスタジアムでみた試合。最初から5バックで後ろを埋めてディエゴからのカウンターに徹する京都、術中にはまったかのようにバイタルエリア外側でのボールまわしに終始してしまう東京。まったくもって消極的なサッカーではありが、チ…

トラッシュマスターズ「奇行遊戯」

最初から結論めいたことを書くけど、とても良かった。これまでのトラッシュの舞台の中ではダントツに良かったし、他の劇団さんも含め僕がこれまでに観てきた(数少ない)演劇の中でもベスト級。トラッシュの舞台はこれまでにも3本?4本?それぐらい見てい…