天皇杯 FC東京2-1ヴィッセル神戸

スタジアムについたのは前半30分を過ぎたあたり。秀人の得点は見れなかったけど、2000円の当日券が破格に安く感じてしまう、楽しい楽しい試合でありました。(買うときには高いよと文句いってたんですけどねw)

J1相手にもまったく動じること無くボール奪取を繰り返す秀人に涙目。裏を狙い続ける坂田の献身ぶりに涙目。どフリーのカウンターをはずすセザーに爆笑。もうね、サッカーそのものが楽しいわけ。

J1に対して格下のチームが必死に頑張った、という試合ではないと思う。相性の良さもあるけど、普通に東京のほうが地力で上回っていた。とはいえ、神戸もさすがにJ1、中盤でのキープ力、前線でのアイデア、ともに鋭い。ミスは許されない展開。でもそれもまた楽しい。J2も楽しかったけど(すでに過去形w)、やっぱりこの選手たちがJ1で戦うところをみたいと心から思った。

途中からファールでしか止められなくなっていく神戸。ついにレッドがでて数的有利。延長後半はとにかく攻め続けた。これでもか。これでもか。サイドから。中央から。攻め立てる。それをスタンドも後押しする。バックまで含め、スタジアム全体から手拍子が鳴り響く。そして120分を過ぎて訪れた歓喜

大好き!東京!愛してる!

文字通り。歓喜の爆発。誰も彼もが飛び上がり、見も知らぬ隣人とハイタッチを繰り返す。これだからサッカーはやめられない。こんな試合が、ほんのときどきかもしれないけど、こんな試合があるんだから。

あの時間、あの雰囲気のなかで、最後の最後、点を取りきる力をつけた東京を誇りに思う。J2を戦ったことで、ピッチにいる選手はもちろん、スタンドにいるファンも、ある意味での強さを身につけたのかもしれないね。

みんなで勝ち取った勝利に乾杯。このさいだから元旦の国立にみんなでいたいよね。