コンフェデ

三試合とも生で観れました。年寄りは早起きでしてね。前は一番辛かった地球の裏側での試合が、今は難なく観れてしまう。これは来年のワールドカップ観戦は楽勝だな。はははは。

で、語りようがないほど何も出来なかったブラジル戦、色々言いたくなる善戦だった(とはいえ一番「力」の差を見せつけられた試合でもある)イタリア戦、前半良かったけど後半頭からぼこぼこにされたメキシコ戦と、結局終わってみれば三連敗でしたね。世界トップクラスとはまだまだ距離がある。ついつい忘れがちになってしまう「事実」を思い出すのに良いきっかけになったのではないでしょうか。

国際試合で本気で悔しがったのがドーハからという中途半端に古いサッカーファンとしては、こうやって世界の舞台で本気で悔しがれるだけでも大きな進歩と目を細める先輩方にも頷きつつ、勝てる試合を落としたと熱り立つ気持ちも分かりつつと、なんとも煮え切らない心境ではありますが、まだ本番まで一年あるわけで、やっぱりコンフェデに出られるのは大きいなと。メンバーやフォーメーションの組み替えも含めて、何かを変えていく契機になれば良いなと思います。とりあえずディフェンスライン(特にセンター)とセットプレーの守備はなんとかしないとね。なんとかしてね。ほんとに。。。

あとあれだ。タヒチの頑張りはぐっときたな。賛否両論あるだろうけど、明らかに格上の相手に対して臆することなくラインをあげ、やたらとファールすることもなく、まともにサッカーをやりあう。当たり前のように点を取られまくったけど、ナイジェリア相手には点も取れたしねえ。弱者が強者を倒すために選択するソリッドな、ある種武闘派的なサッカーも嫌いじゃないし、否定されるべきでもないと思うけど、やっぱり見てて爽やかなのはこういうチームだよなーと思ったりしました。そういうヌルさが日本人的(あるいはFC東京的)なのかもしれませんけどね(苦笑)