今年観た映画

数年前まではなんとか年間30本ぐらいは観れていたのだけど、ここ数年、転職してからはその半分ぐらいになってしまって。。。もはや年間ベストとか決められる感じではないのですが、今年は印象に残る映画が多かったので少しだけメモ。

まず年間ベストは「悪の法則」。
一番最近に観たからってのもあるけど、「美しさ」において右に出るもののない一本だったと思います。最初から最後まで、陶然としながら観ました。まわりに観てる人が少なくて残念。確かに薦めにくい映画ではあるのですが、この映画についてなら、一晩中しゃべっていられる自信あります(笑)。誰か観た人いないかなあ。

純粋にテンションあがる映画も多かったね。
前半では「ジャンゴ」。夏はなんといっても「パシフィック・リム」。この二本はとにかく純粋に楽しめました。あとは「シューガーマン」かな。音楽が素晴らしいのさ。サントラ欲しいな〜。

まったく映画館に行けなかった時期になんとか観た「セデック・バレ」も記憶に残る。後半、特にラストのあの台詞とかはあんまし好きじゃないんだけど、とにかく前半が凄かった。

観るとこができなくて悔しい思いをしたのは、、、いっぱいあるけど、とりあえず「クロニクル」。これは観れていたらたぶん大好きだったはず。来年に早稲田松竹で上映があるようなので、そこでリベンジしたいところ。邦画では「フラッシュバック・メモリーズ」、「凶悪」、「もらとりあむタマ子」あたりを見逃してるのも悔しい。ポーランド映画祭も今年は一本も観れなかったなあ。「かぐや姫の物語」と「ゼロ・グラビティ」はなんとか年内に観ておきたいな。

いまひとつだったのは「地獄でなぜ悪い」。園さんの作風がいまひとつ自分にとってピンとくるものでなくなってしまったのが残念というか何というか。。「TED」も、大きなオトモダチまわりで評判だったけど、僕はいまひとつだったな。。

最後に。年間ベストとは別に特別な一本になったのが「風立ちぬ」。これはもう最初から最後までずっと泣いてました(苦笑)。
生涯忘れることのできない映画になると思います。今年のベストは「悪の法則」だけど、生涯ベストに残る可能性が高いのは「風立ちぬ」の方だと思う。生きねば。生きねば!!

本当にここ数年、映画はとても良いものが多いですね。毎年言ってる気がしますが、来年こそはもっとたくさんの映画が観れますように。