カメラを止めるな!

最高かよ!!という以外に何かを書くのをためらうけど、なるほど、これは面白いわーー。

最近あまりに忙しくて。宇多丸さんのタマフルとか、町山さんの週間映画時評とか、まったく聞けてなくて。それでも評判の高さはだけはかろうじて知ってました。が。「ゾンビもの」という以上の事前情報は何もなく。予告編さえ見ていない状態で劇場に行きまして。それがまたよかった!!これほどまでに劇場に笑いと愛が溢れる映画。長い映画史のなかでもそんなにないよ!!

伏線回収型の構成という意味でも、誰もが笑ってしまうユーモアセンスという意味でも、内田けんじ監督のデビュー作「運命じゃない人」を思い出した。あの映画もアイデアの勝利、そして「この一本」にかける情熱、熱量の勝利だったよね。内田監督の場合は次回作以降苦労しちゃった印象が強くて、上田慎一郎監督も次は大変だろうなとは思うけど、それでもこれだけの傑作を生み出すことができて幸せだろうな。

映画はもちろん、チームで何かをつくる仕事をしている人なら誰でも、思わずガッツポーズがでてしまう、そして元気がでる映画ではないでしょうか。エンドロールで流れる「プロ」たちの仕事がむちゃくちゃかっこよかった。

現状、文句なく今年のナンバーワン!!