FC東京2−2清水エスパルス

はじめてmixiより先にこっちに書く。もしかして両方見てくれている方、使い分けは今後のんびり考えますのでご了承のほどを。

今年は休日に出張にでてきることが多く、あまり東京の試合を観れていない。スタジアムで試合を観るのがいつ以来なのか、思い出せないぐらい観ていない。長年何よりも東京の試合日程を優先してスケジュールを組んできたのに、これは異例なこと。

なので試合が始まる前からビール二杯も飲んで、久しぶりにユルネバを歌って、もうそれだけで涙でそうだったんだけど、、、試合は例によってつらい展開だった。

圧倒的に支配しつつなかなか点が入らない。そしたら案の定、ワンチャンスを決められる。後半に入っても同じ展開。正直、今日は何もしてなかった藤本にフリーキックを決められたときはもうダメだと思った。0−2。サッカーではちょっと厳しい点差。

しかしキムの弾丸ミドルを境に試合の様相は一変する。すぐに長友のシュート。これがまさに針の穴を縫うようにニアに突き刺さる。さらに終了間際、松下がこぼれ球を押し込んで同点に。久しぶりにスタジアムが一体になる空気を味わう。これだよこれ。サッカーはこれだからやめられない。

イケイケの雰囲気のまま、しかし逆転弾までは決まらずに試合終了。まるで勝ったかのように騒ぐ東京者たち。しかし冷静に考えれば、勝てる試合を落としたというべきだと思う。

やっぱり最初の点が遅すぎた。前半からサイドを起点に“ほぼ”崩してるのに入らない。それはさすがに入れようよと思うシュートも何本かあるにはあったが、それでも“ほぼ”崩してるのと、“完全に”崩してるのには大きな差があるというか・・・ほんとうに決定的なチャンスは、ボール支配率からすると少なかったのかもしれない。

それがあのキムのミドルから変わるんだよね。あれで東京の選手達は相手のキーパーが西部であることを思い出したんじゃないかな〜笑(大変失礼ですが^^)

あたしゃコースもないのに「とにかくシュート」とか叫ぶ人たちは好きじゃありませんが、やっぱり膠着してるときには遠目からでも打っとくのは大事なことで、丁寧にサイドから崩したチャンスでことごとく外して、どりゃーと力任せに打ったミドルが(おそらくは)たまたまあんなコースに飛ぶんだから・・・ほんとにサッカーってのは不思議なスポーツです。

あと収穫としてはキムのセンターバックがいけそうに見えたってことだよね。後半はちょっと清水が引きすぎてたし、この試合だけで判断するのは危険かもしれないけど、キムがスタートからセンターで行けるようであれば、今野を中盤にあげることも可能になってくるし、たとえそれが途中からだとしても、松下のサイドバックも含め、交代策としてはかなり有効なんじゃないかな。

まあなんにせよ、久しぶりのサッカー観戦。相変わらずろくな飯がねーなとか、国領駅の渋滞はいますぐなんとかするべきとか、いろいろ悪態尽きつつも楽しんできました。

やっぱりサッカーは楽しいよ♪