久しぶりにポジティブな試合

今年は本当にサッカーが観れてなくて、代表もリアルタイムで観るのは久しぶり。このところの不甲斐ない、閉そく感漂う試合のことはもちろん後追いで確認はしていたが・・・

昨夜のイングランド戦は久しぶりにポジティブな試合だったのではないだろうか。誰もがいうことだろうが、阿部をアンカーに置く布陣はとても良く機能していた。特に前半は遠藤が浮いた位置にいることで、良くボールをさばけていたし、タメもできていたと思う。イングランドが重そうだったことを差し引いても、守備でも中盤は大きく破たんしなかった。セントラルの三人(阿部、遠藤、長谷部)はこれでいいと思える出来だったよね。

問題はサイドで、相変わらず本田は試合に入っていけない感じが強い。俊輔にしてもそうだけど、どうもあの位置に走れない選手が入ると・・・そういう意味では右サイドバックに今野というのは、組み合わせとしてありかもしれないね。とはいえ早目にプレスが掛からないのはやっぱり不安。左の大久保もねぇ、、普段に比べれば格段に頑張ってたとは思うけど、守備の軽さと持ち過ぎな傾向は相変わらずともいえたかな。
イングランドの2点はいずれもオウンゴールで、失点自体は不運ともいえるものだったが、そのどちらもがサイドからのアーリークロスだったのは偶然ではないと思う。

とはいえ、全体にはとても溌剌としたプレーぶりで、何より久しぶりに選手、監督、それにファンも加えたみんなが笑顔になれたのはとても良かった。良い雰囲気を持続して本番を迎えられるといいね。

あ、あと全く意味のないハンドでPKを献上した本田君は罰走ね。罰走。そのPKをふくめ、ビッグセーブを連発した川島はお見事でした。あたってるときとそうでないときの差がありすぎる選手なんで不安ではあるけど、本番でもあの美しいジャンプが観たい気がしてきたぞ(笑)