劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来

今年一発目の映画はなぜか「イナズマイレブン」。子守りがわりにいやいや行ったのだが、思いのほか楽しかったのだ。ロッキーとか好きな人は観るべき(笑)。
一言でいえば「正しいジャンプ」。「友情・努力・勝利」ってやつね。なんつうかこう、いまどきここまで分かりやすく熱血漢な漫画があるんだな〜ってね、おじさんはちょっと嬉しくなりましたよ(よく知らないけど「ワンピース」もそうなんだよね)。現実にはありえない「必殺技」に失笑を禁じ得ないというのもまあそうなんだけど、そんなこといったら「大リーグボール」だって「ウルトラ・タイガー」だってそうだったもんね。ファンタジーですよ、ファンタジー。男の子にはファンタジーが必要なの。
ただ、こういうのを楽しくみてる自分が意外ってはすごく感じたな。なにせ僕は、この手の(友情・努力・勝利みたいな)漫画がすごく苦手な子供だったのだ。ひねてたからね〜。いま以上に。「明日のジョー」はすごいけど、「北斗の拳」なんて浅すぎでしょう〜みたいなね。ちなみに「ロッキー」のことも子供の頃はバカにしてました。やな子供だ。我ながら(苦笑)
だからね、こういうアニメを楽しめるようになったのもね、自分にとっては成長のひとつかなと、ちょっと自分をほめてあげたい気にもなったりするわけです^^
作劇としても、これまでゲームやアニメ、漫画を読んでいない人でもぎりぎりついてこれるように、とてもテンポよくまとまった総集編になっていたと思います。
イナズマイレブン、侮りがたしですよ。熱いことはいいことだ。