驚くべき学びの世界ーレッジョ・エミリアの幼児教育ー

ワタリウム美術館で開催されていた企画展。先進的な幼児教育に第二次世界大戦後すぐから取り組んでいるイタリア、レッジョ・エミリアを紹介するものだ。
とにかく前評判が良くて、僕がいったのは先週の土曜日の夕方近くだったけど、かなりの混雑ぶりだった。会場構成ではもっと少ない観覧人数を想定していたんだろうけど、まあ人が多くて観づらいったら(苦笑)
それでもレッジョ・エミリアの取り組みのユニークさは存分に伝わってきた。想像力を育むこと。言葉にしてしまえば簡単だけど、そこに積み上げられてきた情熱とノウハウには、素直に驚かされてしまう。
僕が大好きな言葉のひとつに、アインシュタインが残したという「Imagination is more important than knowledge」というものがある。その言葉の意味をもう一度思い出した。想像力はこんな時代だからこそ、ますます大切かも。
この教育システムの中では、アーティストたちが重要な役割を果たしてる。日本でもアーティストが教育に参加する機会は増えてるけど、まだまだやるべきことはたくさん残ってるなとも思った。そういう意味でも刺激になった展覧会。