311/911

そういえばどちらの数字も素数だな〜と思ったりしたのは昨日の午後のこと。311から半年、911から10年が過ぎました。

当然のことながら、どちらの数字についても思うところはあるわけで、それこそグローバリズムの功罪とか、二項対立で世界を語ることの危険性とか、自然と文明の対立、あるいは文明の限界点みたいな大きな話から、どうにもぐだぐだな日本の政治(それは満州事変以降の、あの誰もが責任を回避し続けた当時の日本の政治とも酷似している)、もっと身近な場所で起きたささやかな変化に至るまで、あげ始めればきりがないわけで、、、

だたひとつ、色々なことを考えながらいつも辿り着く結論は「それでも僕らの人生は続いていく」ということに尽きるのかもしれません。

In the future, there will always be people
And, people will always need people

ダムタイプの「S/N」のクライマックスに登場する言葉。
未来にも人はいる。そして人がいる限り、人は、人を求める。

HIVウィルスに感染し、35歳の若さで亡くなった古橋悌二が語るからこそ、という部分もあると思いますが、15年も前に放たれたメッセージが、いまになってこんなにも自分に響いてくる。

私の細胞がVIRUSを許容しているように、
私は想像力と愛であらゆる人を許容したい。

同じ古橋さんがエイズへの感染を友人に伝えた手紙の中に書いている言葉を、最近は繰り返し呟いています。想像力と愛。

新しい職場、新しい環境で、僕自身もやるべきことを見つけるのに四苦八苦しておりますが(というか日々の多忙さをやっつけるのに精一杯になってるともいいますが笑)、何か最近は、いろいろと積み上げてきた興味や関心がひとつの場所、あるいはひとつの思いに収斂しつつあるようにも感じています。

さあ、今週もまた新しい一週間。
まずは10月に本番を迎えるイベントをしっかりやりきらなくちゃね。

みなさんもよい一週間を。ちゃお。