おひさしぶりです。

ごぶたさたしております。

横浜の象の鼻テラスで「スマートイルミネーション横浜」というイベントをやっていました。省エネ技術とアート、都市観光を融合させる、もっと分かりやすくいえば、LED照明や太陽光発電を使いつつ、普段の横浜とは一味違うアートフルな夜景をつくるから、みんな横浜にチューとかしにくるといいよというイベントで、おかげさまで大変多くの人にご来場いただくことができました。
http://www.zounohana.com/event/post_33.html

スマートイルミネーションでブログとかtwitteryoutubeを検索するとかなりの画像や動画がヒットして、みなさんに喜んでいただけたことを実感できます。ありがたいやね。夜景って分かりやすいんだね。そしてみんな写真うますぎませんか!!(笑)
ここでは一つ一つはリンクしませんが、もしご興味のある方は、たとえばこのあたりとか、ご覧になっていただければと。

でまあ、これだけの規模のイベントを立ち上げから運営まで全部やってるとさすがにブログとか書いてる暇がないわけで、特に本番の直前、初日あたりは(こんな歳になってまだそうなのかと思うけど)毎日1時間睡眠とかで、まあほんとに疲れました。できればゆっくり休みたいところだけど、これのために止めてた仕事もいい加減やらなきゃだしね。相変わらずの貧乏暇なし状態です。

映画や展覧会にいたっては今なにをやってるのかさえ良く分からないという体たらくですが、とりあえず、写美で始まっている畠山直哉さんの個展だけは、必ず行きたいと思っています。忙しい最中にであったこの文章にはいたく感銘を受けました。

自然の人間に対する無関心さに抗うために、そして今日を生存してゆくために、自然に対して、人間の側から一方的にであっても、意味を産出し付与する行為が、僕たちには必要になります。それを物語行為と呼んで、どこが間違っているでしょうか? 風景を生み出すことと同じように、自然との間に物語を生み出すことが、僕たちには必要なのです。
http://syabi.com/contents/exhibition/topic-1386.html

人と自然のあいだに。あるいは人と人のあいだに。「物語」を生み出すこと。それこそがアートの仕事なのかもしれませんね。