大宮アルディージャ0−1FC東京

J1開幕戦。初めてのACLブリスベンを圧倒してのリーグ初戦。いやおうなく高まる期待の中、東京は立派な戦いを展開した。

ブリスベンに比べると格段に厳しい大宮の守備、しかも長距離移動の疲れがあるのか、ちょっとずつ出足が遅くなるところを何度もボールをかっさらわれ、決定的なチャンスをつくられる。当たりまくっていた権田(!)がいなければいつ先制点を取られてもおかしくない展開。やはりJ1は甘くない。ところが、ポポヴィッチはひとつの采配でその形勢を逆転してしまう。長谷川と梶山のポジションチェンジ。これが思っていた以上にはまった。

ワンタッチでシンプルに捌く長谷川、タメをつくれる梶山。その組み合わせからチャンスの山を築いていく。どちらと組んでも的確にサポート役をこなす郄橋のクレバーさも感涙もの。そしてその勢いは、石川の投入により更に加速。後半立ち上がりを制してからは(時に厳しい局面もあるものの全体としては)きっちり試合を支配しての勝利。強い。こんなに強い東京、みたことない!!(笑)

これは面白いことになってきたな〜。更に厳しく守ってくるであろう次節、ホームでの名古屋戦を乗り越えることができたら今年のリーグ戦はかなり面白いことになるんじゃないか。期待高まりまくり!!