ゾンビデオ

カウリスマキの周到な映像美に心地よく酔って劇場をでると、、、うわーーー、おっきなオトモダチがたくさんいるよ!!!!

同じ劇場の同じスクリーンでみた次の映画は「ゾンビデオ」。この日は「ゾンビコンテスト」が開催されるらしく、ゾンビメイクの人は1000円だし、ゲストに監督と杉作J太郎さん、小明さんまで登場するということもあってか、ガラガラだったカウリスマキとはうってかわって8割以上の客入り。えっと、、、大丈夫ですか、みなさん(笑)。

映画は最高に楽しかった。ゾンビ映画の楽しいところばっかり集めた感じ。冒頭で小明さんがパンを咥えながら「ちこく、ちこく〜」とか言ってる時点で爆笑(町山さんのファンの皆さんはご存知のくだりだよね〜)。宮崎吐夢さんの怪演も素晴らしかったし、ぜんぜん知らないけどキュート(「℃-ute」って書くのね)の人、えっと、矢島舞美さんか、彼女のアクションも超がんばってたし(そういやアクション指導で亜沙美さんがクレジットされてました)、途中で出てくる小ネタも楽しいし、エンターテイメントとして大層立派でありました。B級ゾンビ映画ではもはや定番とさえいえるビニール養生(血が飛び散るシーンでビニール養生が丸見えになっていること、お借りしている場所を汚さないための涙ぐましい努力)にかなり無理矢理な「理屈」が付け加えられているのも泣けました!!

ただな〜、なんだろう、もう西村組的な表現手法に飽きがきはじめているのも否めないかもな〜。前段に書いた「ちこく、ちこく〜」にしても、僕は笑ったけど、内輪ネタといえば内輪ネタだもんな〜。ちょっと閉塞感ある、、、かな、、、そろそろフレッシュな表現、フレッシュな人たちがでてきてほしいというのも本音かも。。。

まあでも楽しかったよ。ずっと爆笑してたし、明らかにオトモダチな感じの人たちだけじゃなくて、℃-uteファンと思われる人たちも楽しんでいらっしゃったようで何よりですよ。

ちなみにゾンビメイクで現れた人は3人でした。杉作さんのハイテンション、吐夢さんの普段は普通の人っぷりもたいそう楽しみました。そして。初めて生で拝見した小明さんは、とってもちっちゃくて、とっても可愛かったです!!ゾンビだったけど!!