マチェーテ・キルズ

こちらは前作は観ていません。観そびれたのよね。

ロドリゲスに過剰な期待は最初からしていないので、これで充分です(笑)。首がたくさん飛んで楽しかったよ。ガガ様もおいしかったし!!

なんというか、ロドリゲスの映画愛ってあざとい!中途半端!という根底の印象は変わらないわけですが、それでもこういう映画を撮り続けること自体はやっぱり偉いと思う。

ロドリゲスにとっては同時代にタランティーノがいることが最大の幸福であり不幸でもあると思うんだけど、タランティーノが古き良い馬鹿映画の世界を消化しきってぐいぐいと先に進んでいくのに対し、ロドリゲスは「いかにも」オールドなルックの映画を作り続けている。その「いかにも」さがロドリゲスの限界のような気もするんだけど、やり続けるなかで本物の馬鹿(褒め言葉)に一歩一歩近づいていることもまた確かなわけで、大丈夫なのかロドリゲス。。。