ミッション[宇宙×芸術] コスモロジーを超えて @東京都現代美術館

江戸川区船堀から八王子への移動の合間に少し時間ができたので菊川から歩いて久しぶりの東京都現代美術館へ。[宇宙×芸術]というテーマは前に某知り合いから相談を受けてやってみたいかもと思っていただのですが、調べてみたらぼんやり僕がイメージしたのとそっくり同じスキームで別の知り合いがすでに取り組んでいたというね(苦笑)。どんな仕上がりになったのか、楽しみに訪問しました。

中心的な役割を果たしている森脇さんや逢坂さん、多摩美と東大のプロジェクトのほか、鈴木康広やチームラボなどの売れっ子たちも加えた意欲的な展覧会。[宇宙]も[芸術]も大好物な私としては嫌いなわけがないわけで、大きな作品も多いし、見応えは充分にあると思います。冒頭の展示も気持ちいいしね!!(いきなり良く寝れますww)

ただ、自分でもやってみたかったテーマということもあって厳しめに観てるんだと思いますが、予想の範囲内というか、圧倒的に予想の斜め上をいくような作品はなかったかも。というか個々の作品の問題じゃなく、展覧会全体の構成がってことかな。テーマに対する筋は通っているし、幅広いお客さんを想定したサービス精神もあるし、これといった欠点はどこにもない展覧会なんだけどね。ちょっときれいにまとまりすぎてるのかな。。。私も、自分自身の企画がそうなりがちなほうなので、余計にそのきちんとまとまってる感じが気になったのかも。

この展覧会に対してではなく自戒として。きれいにまとまる以上のことをやらんとなと思いました。