ベガルタ仙台2-3FC東京

強い強い東京。前半の前半は仙台に押し込まれたものの「そんなのいつものこと」とばかり、まるで慌てるそぶりもない。吉本のホールディングでPKを与えたときもまあ1点ならなんとかなるよと思っていたら、、、権田が気合一発読み一発。これを止めてしまう。そして「セットプレーが得意なFC東京」(え??なにそれ??)があっさりと先制。前の試合で中村と大久保にやられた形をそのままやりかえす、太田の見事なファーサイドへのキックと、落ち着き払った森重のフィニッシュ。いやはや、これは確かにセットプレーが得意なのかも。

帳尻をあわせた(というか今日の基準ではこれはPKってことよね)PKを武藤が落ち着いて決めたものも良かったけど、久しぶりに流れのなかから取れた3点目は本当に美しかった。縦、縦のパス交換から揺さぶってからのサイド突破。こういう得点は本当に好き。

前でキープできる前田を外して丸山を入れた采配は「辛い!!」と思ったものの、やっぱり5バックはどうもいかんね。重心が後ろに行きすぎて誰もボールにいかない状態になりがち。さすがに同点にまではされなかったけど、今後の反省になればこれもまた良い勉強かな。

さて。これを書いている10日は鹿島戦。なんと、2試合連続でチケット完売だという。鹿島は比較的入るカードだし、日曜日とはいえ昼の試合。それでもこれまでなら32,000ぐらい入れば御の字のところ、40,000人以上の人が来てくれる。川崎戦がとても良い試合になったことも大きいだろうけど、やっぱり大半は武藤効果だよね。客単価が2000円としても純粋に2000万円の増収。なんともありがたい話だ。

ここを勝てればいよいよもって1stステージの優勝が現実味を帯びてくる。あれほど熱望してなかなか実現できなかった「味スタを満員に」を続けていくためにも、なんとしても勝ちたい試合だ。まだまだ弱者のメンタリティが抜けない自分はありとあらゆる悪いパターンを想像してしまうのだけど、、、今日も勝つよ!!笑