スターウォーズ フォースの覚醒

先行予約のチケット争奪戦には参加せず。すっかり初日観劇など諦めていたのですが、いざ当日になればぜんぜん余裕で取れることが判明。ならばとしっかり初日に行ってきました。

なにを言ってもネタバレになるので感想は控えておりましたが、、、とりあえずみなさんと同じく、「ありがとうJJ!」と言っておきます(笑)。

四十路前半の私。ど田舎で育った自分が初めて劇場で(というか公民館で笑)見た映画はスター・ウォーズ(episode4)だった。多くの熱狂的なファンのみなさまに比べれば私の知識や愛情なぞさしたるものではないのだが(なにせプリクエルはほぼみた記憶が残ってないほどで、、、)とはいえ最初の映画がスターウォーズで、ライトセーバーごっごに熱中し、ミレニアム・ファルコンを始めとする宇宙船に憧れまくり、そのままガンダム、ハヤカワと進んできた典型的なSF好きのひとりとして、楽しい楽しいスター・ウォーズが帰ってきてくれたことに万感の思いを込めて拍手を送りたい。スター・ウォーズの楽しさとは何か。よくよく考えたうえで、単なるノスタルジーとしてではなく、新しい人物の、新しい物語を始める。ものすごく難易度の高い課題に挑み、(ここが極めて重要だと思うんだけど)超現代的かつ誰もが楽しめるエンターテイメントとして「映画」を成立させたこと。それだけで本当に偉業だと思う。JJ、期待してないとか言って本当に悪かった!!

正直、僕はみんな(というか宇多丸さんら)が言うほどには、レイやフィン、カイロ・レンを魅力的とは思っていない(かもしれない)。JJはやっぱりあまり上手じゃないよねとも思っている(ネタバレは厳禁の映画なので具体的には言えないけど演出的に不満なところは多々あるのです)。それでも、あの誰もが驚くオープニングの字幕ロールから、最後の最後にあの人がでてくるまで、とても幸せな気分で映画をみることができた。そして次もぜったい観る!!と思えた。episode9が上映されるころには私は50歳に近づいているのだろうか。とすれば僕はほぼ自分の半生をかけて、この映画と付き合っていくことになる。

いまはただ、そのことを素直に喜びたい。