FC東京3-2ジュビロ磐田

篠田監督2勝目。いかに前監督が「もって」いなかったかのと小一時間。。。

まあ内容が良くなったわけではなく、この試合でもムリキがPKとってくれるところまでは本当に酷い出来で、球際でまったく勝てず、というか勝とうとしているようにさえ見えず、左右にばんばん振られて、左右ともにすっかすかのサイドからあっさり先制されるという頭を抱える展開。たった一試合勝っただけでまた元の木阿弥かよ、、、と腐してしたのですが、それでも勝ち点が取れたのは、やっぱり気持ちの問題が大きいんですかね。

小川の守備は相変わらず案山子なみだし、徳永と森重の判断のまずさは目を覆うばかり(あの二人を休ませることができればなあ・・・ヨネみたいに怪我する前に・・・)。前田も本調子とは言い難いし相変わらず東も物足りない。それでもムリキと河野が裏にでるようになってからは少なくとも「元気」はあるサッカーになって、客席とピッチ内の気持ちが一致する、良いときの東京の雰囲気が帰ってきつつあると思えた。

そして野澤、インスという、U23で篠田さんと苦労してきたメンツの起用。かなりギャンブル的ではあるけど、この二人がそれぞれに通用したことはとても大きいと思う。ちなみに私、野澤はかなり好きな選手でして、彼と橋本がセンターハーフを務める東京を夢見たりしておりまして、そういう意味でも昨日の試合は嬉しかったなあ。

繰り返しになるけど内容が改善しいてるとは言いがたく、まだまだ苦労しそうではある。それでもまずは最後まで諦めない、泥臭い東京が復活しつつあることを素直に喜びたい。ケリー、ルーカス以来ひさびさの「当たり」、神様、仏様、ムリキ様に感謝しつつ。今後の戦いに期待しましょう。