映画館でみたものではないけど

基本的に映画館で観た映画はどんなに短くても何かしらここに感想を残すようにしていて、逆に映画館以外、レンタルとか、オンデマンドで観たものは何も書かないことが多いのですが。このところありがたいことにオンデマンドで映画を観る機会も増えておりまして、印象に残る映画も多かったので簡単にメモ。


ヴィンセントが教えてくれたこと
http://www.vincent.jp/
映画における輝かしきジャンルのひとつ「くそじじい」もの。私も大好物です。この映画も良いねえ。ビル・マーレイの佇まい。たまらん(不良って感じでもないと思うけど)。そういえば「グラン・トリノ」含め、いわゆる「くそじじいもの」にでてくる爺さんってアイルランドルーツの人が多い気がするなあってことと、そういや僕も昔、中学生の頃かな、実質的に僕を育ててくれた祖父にスナックに連れていかれたことを思い出した。うちのじいちゃんも「夜の女」口説いてたな笑。


幕が上がる
http://makuga-agaru.jp/
こちらは途中で観るのやめちゃった。くっそつまらん。平田オリザさんの原作はきっと面白いんだろうけど映画は演出も演技もとにかくダサくて。途中までは題材にあわせてわざと高校生演劇っぽくしてるのか??と思ったんだけど、いやいや、そういう問題じゃないな、ただ単に下手なんじゃないか、、、と思ったら本広克行監督でした。なるほど。。。


舟を編む
https://www.asmik-ace.co.jp/lineup/1302
「幕が上がる」で唯一まともに見えた黒木華さん。彼女はいいねえ。というかこちらは出演者全員普通によくて(つまり演出が真っ当で)。物語のテーマもね、僕のなかではこれ、完全に「カメラを止めるな」と同じジャンルの映画です。チームものづくり。胸熱。ちゃんと映画として面白かった!!と思ったらこちらは石井裕也監督なのね。さすがです。

ほかにも色々観てるけど、ひとまず。