2016-01-01から1年間の記事一覧

横浜マリノス0-1FC東京

またもやドローかと思いきや終了間際のセットプレーから平山の一発。そこまで相手に与えたフリーキックも多かっただけに、仮に俊輔が出ていたら0で抑えるのは難しかったかもしれませんが、幸いなるかな俊輔は不在。相手にも決めてなく、結果として勝てたこ…

FAKE

あちこちで話題になっている森達也監督の新作。なるほど快作でした。劇場であんなに笑いが起きてるの久しぶり。シニカルなユーモア。森さん健在なり!って感じよね。佐村河内さんは結局「嘘」をついているのか。僕はその真相にはあまり関心なくて、それより…

浦和レッズ3-2FC東京

東じゃなくて羽生と橋本のサイド、ツートップをバーンズとムリキ。このフォーメーションがことのほかうまくはまって、高い位置でボールを奪ってらのカウンターで前半のうちに会心の2得点。これは久しぶりの埼スタ勝利キタわー!!と思いきや。。。ボールの…

FC東京1-1アルビレックス新潟

スタジアムで見ていると自分が完全に東が嫌いなようで驚く。たとえ出来が悪くてもかわいい我が子。多少いらつくことはあってもなんだかんだで東京の選手はみんな好きだったのにな。こんなにはっきり嫌いな選手は初めて。。。というわけで後半のほうがわたし…

ヒメアノ〜ル

森田くんこわーい。とか言ってるツイートがいっぱいあって、そんなこと言ってるお前らの方がよっぽど怖いんだよ!!とか思った。終始、森田くんに感情移入してみてた。原作は未読だけど、たぶん僕は原作よりこっちのほうが好き。誰もが森田くんになりうるし…

デッドプール

最初からふざける気満々で最後までふざけぬく。それだけでも立派なのだけど実は発してるメッセージ自体はいたく真面目で、というある意味でマーヴェルのマーヴェルによるマーヴェルらしさ全開の映画。中学生か!!はい、見てるこちらも中学生です!!楽しか…

カルテル・ランド

最近やたらと多いメキシコ麻薬カルテルもの映画。もちろん私も大好物で、なかでも「悪の法則」は思い出すほどにすごい映画だったと思うんだけど、そんなメキシコ麻薬カルテルに対抗して立ち上がった自警団市民たちを追うドキュメンタリー映画。現在のメキシ…

ズートピア

シビル・ウォーがまだまだ中堅校の優等生程度に見えてしまう、超一流エリート校のそのまたトップはこんなレベルなんだぜ!!って感じ。あまりにも隙がなくてどうこうというのは、まあ私はついそうなるタイプなんですけど、それにしても良くできてる。アガる…

FC東京0-0サガン鳥栖

まあそうなるよね、な、ゼロゼロ。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

なにはともあれ基本マーベルは観るわけで。マニアにとっても、初見の人にとっても、とってもわかりやすく、よく整理された作品だったと思います。(原作通り)ふたつの正義を対比させるのも、(原作とは違うらしいけど)共通の敵を設定するのも、間口の広い…

ヤンヤン 夏の想い出

(前のエントリーに続き)大本命の「ヤンヤン 夏の想い出」。これは、、、なんでこれを見逃してきたのかと後悔する、大変な傑作だった。filmarksの星は久しぶりの5点!!(ちなみにfilmarksの点は標準3点、秀作3.5、誰にでもお勧めできる傑作もしくはお勧…

光陰的故事

ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤンを中心に“台湾ニューシネマ“を特集する「台湾巨匠傑作選2016」。ずっと見逃してきた「ヤンヤン 夏の思い出」とあわせ、こちらもこれまで観れずににいた「光陰的故事」を観た。エドワード・ヤンを含む4人の新人監督によ…

スポットライト 世紀のスクープ

GWの映画は大充実。なかでも最低限と思っていた「レヴェナント」「ルーム」そして「スポットライト」まで、なんとか観ることができた。どもれこれも誰にでも薦められる傑作なのですが、「スポットライト」も面白かったなあ!!とにかくマーク・ラファロとマ…

ビンズオン1-2FC東京

やったー!!ベトナムまで行ったみんなは最高のGWになりましたね。遠くにいけばいくほどうちのサポーターたちは楽しそうだな(笑)

FC東京0-1アビスパ福岡

末期の日本陸軍みたいになってきた。チーム編成。チーム戦術。選手個々人のモチベーションとそのマネージメント。すべてが空回っている。城福さんだけの責任とは言えないだろうが、城福さんの責任が重いこともまた確か。そして僕たちは、この監督がネガティ…

レヴェナント 蘇えりし者

ディカプリオ念願のアカデミー賞受賞。熊ちゃん。大好きなイニャリトゥ。期待する要素しかない「レヴェナント」へ。いやー、こちらも大傑作だったなあ。ディカプリオの演技は評判通りの凄まじさ。熊ちゃんにべろんべろん舐められたり。鼻水凍らせながら這い…

ルーム

実家がある熊本で大きな地震があった。同じ頃、ストレートネックに由来する首痛、肩こりでろくに仕事もできない状態になった。まさにふんだりけったりな状況で、とても映画館に通う気分でも体調でもなかったのだが、実家のライフラインも復旧し、自分の首肩…

FC東京3-2名古屋グランパスエイト

盛りだくさんな試合だったなあ。待望のハデソンが復帰。やっぱり彼がボランチにいると試合のテンポがあがる。ボールをもらってから次の行動までの判断が明らかに速い。そして正確。技術とセンスの高さがはっきりと伝わってくる。ディフェンス面で強く当たり…

バンクシー・ダズ・ニューヨーク

バンクシーがニューヨークで仕掛けた1ヶ月間のいたずら。バンクシーのことが大好きなファンがつくったことが良く伝わってくる、とても愉快な、楽しい映画だった。バンクシーに対する論争は長くなりすぎるから割愛したいのだが。僕が末席ながら「アート関係…

光りの墓

映画である以上にメディアアートの作品のようだった。ビル・ヴィオラっぽい。そして。 前作の「ブンミおじさんの森」は見逃しているのだが、アピチャッポン・ウィーラセクタン、大好きだ。映像のセンス。映像のなかに宿る詩情。さまざまな意味で大好きだ。夢…

バッドマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生

良くも悪くも予想の範囲内。バッドマンの動機の弱さ、悪役の目的がイミフ、共闘に至るまでの流れの不自然さ、などなど明らかな欠点も多いけど、それも含めてノーランっぽいなあと。制作にまわってもちゃんと色が出るという意味ではノーラン偉いのかもしれん…

リリーのすべて

僕には年に何本か、みんなが絶賛しているけど、自分は好きになれない!って映画があって、今年はたぶんこの映画がそれにあたってしまうようだ。いやもちろん、綺麗な映画だってことはわかります。エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、二人の主…

リック・ザ・キューブ 時の冒険

アンスティチュ・フランセ主催のシネマライブ。アニメーション映像と生演奏を組み合わせた舞台。会場は座・高円寺。おすすめ5歳以上。ということで、阿佐ヶ谷方面(かつ演劇方面)の旧友とそのお子様たちをお誘いしての観劇。この手のものは子供向けといい…

マネー・ショート 華麗なる大逆転

今年観た映画で一番好き。とても好みの映画でした。スティーヴ・カレルはすごいね。去年の「フォックス・キャッチャー」もすごかったけど、この映画ではまったく違うキャラクターを完璧に演じてる。天才肌の変人を演じたクリスチャン・ベール、プロデューサ…

牡蠣工場

シアター・イメージフォーラムにて。想田さんの観察映画は(たぶん)「演劇」以外は見てると思う。リサーチなし、脚本なし。予断を配して、観察する。今回もその流儀は健在。舞台となるのは瀬戸内海の漁村。牡蠣工場で日々繰り返される手仕事。観察映画の元…

キャロル

大傑作じゃないの、これ! 美しい映像。美しい衣装。美しい音楽。美しい美術。そしてもちろん、美しいふたりの女性。丁寧に熟成されたシングルモルトのような、シンプルなのに複雑で、上質で、大人な映画。ちょっとした目線の交わり。ほんの少し指が体に触れ…

ヘイトフル・エイト

今年は本当に映画を見に行く暇がなくて、もう3月だというのに映画館で観れた映画はまだ3本。タランティーノの映画はいつも封切りから3日以内には見てるはずなのに、「ヘイトフル・エイト」も昨日にやっとの鑑賞。気づけば上映している映画館も少なくなっ…

FC東京0-1大宮アルディージャ

2016年シーズン開幕。一人観戦だったこともあり選手紹介のぎりぎりぐらいにスタジアムについて、アウェー側のバックスタンドでぼんやりみていたのですが、ああ、懐かしい風景が帰ってきなたーと(苦笑)。フォワードがサイドに開いてワンツーからサイドハー…

サウルの息子

下手したら今年のナンバーワンがもう出てしまったかもしれない。スタンダードサイズ。被写界深度の極端に浅い画像。ワンカット風の演出。すべてがこの映画のテーマにとって必要不可欠なものであり、これこそが「テーマと表現が結びつく」ということだと思う…

ミシェル・ウエルベック『服従」

シャルリー・エブドのテロ事件当日に発表された予言的小説。ということで大変話題になった本。ミシェル・ウエルベックはなんだか興味を惹くタイトルの本(「素粒子」とか)が多く、気になっていた。内田樹さや、宮沢章夫さん、高橋源一郎さんから坂口恭平に…